先月末にエックスツーサーバーからエックスサーバーへの引っ越しを行いました。
同様の引っ越しを予定していらっしゃる方のために、その経緯を簡単にまとめておくことにします。
目次
なぜ私はX2サーバーからエックスサーバーへ契約移転をしたのか?
X2の新規受付停止とエックスサーバーへの契約統合
X2のアカウントをお持ちの方ならご存知のように、2017年11月16日にX2は新規受付を終了しました。
そして、X2は『エックスサーバー』
以下、X2からのメールの一部を引用します。
なお、
現在ご契約中のサーバーアカウントは引き続きご利用いただけます が、
2018年より順次、『エックスサーバー』へご契約を統合いたします。 具体的なスケジュールにつきましては、
決定し次第、メールや公式サイトを通じてご案内いたします。また、本日より、『エックスサーバー』
への契約移転の受付を開始いたします。
最新サーバー環境の『エックスサーバー』をいち早くご利用いただけますので、
ぜひご活用ください。
つまり、契約の統合自体は、待っていればX2側でやってくれるんです。
それでも、最新サーバー環境の『エックスサーバー』
じゃなんで私が契約の統合をしたのかというと・・・・
無料で独自SSL化できないX2からXサーバーへ引っ越すことを衝動的に決定!
さて、ご存知の方も多いかと思いますが、Googleは7月にリリースする「Chrome68」から、SSL化されていないすべてのサイトで「保護されていません」という警告を表示すると公式発表をしました。
で、サーバーによって、SSL化が無料でできるところとできないところがあります。
残念ながらこのメインブログを運営していたX2ではSSL化を無料で行うことができませんでした。
ですので、それならば無料でSSL化できるエックスサーバーに引っ越そう、と思ったわけです。
で、ここが私のうかつなところなんですが・・・
「よし!Xサーバーに引っ越そう!」と決めたのが6月26日。
X2サーバーの契約期限が6月30日。
つまり、5日間でサーバーの移転を行わなければならないのです。
実際には、X2サーバー側でのデータのエクスポートを6月30日に終えればよいのですが・・・7月1日からは元のサーバーにアクセスできなくなるので実際はかなりリスキーな移転計画となりました。
エックスサーバーへの移行の流れ
さて、具体的な作業内容についてはこんな感じになります。
「メンバー管理ツールから移行申し込み」はいいとして・・・X2の利用期限日までに、ドメインなど各種サーバー設定、サイトデータを移行するのが結構な手間です (;・∀・)
取りあえず、参考のためにやり方をスクショ交えて紹介していきます。
X2のメンバー管理ツールから契約の移行を申し込む
上部の『レンタルサーバー契約を「エックスサーバー」へ移行する』バナー、あるいは「サーバー」>「エックスサーバーへ移行」のリンクをクリックします。
「移行する」ボタンをクリックします。
次のステップでは、エックスサーバーのアカウントをすでに持っているかいないかで選択肢が変わります。
まだエックスサーバーのアカウントがない→「新規追加する会員IDへ移行する」をチェック。
すでにエックスサーバーのアカウントを所有している→「登録済の会員IDへ移行する」をチェック。
Xサーバー側で初期設定が完了するのを待つ
私はすでにエックスサーバーの会員IDを所有しているので、新規追加をせずにそのまま進みます。
所有しているエックスサーバーのIDとパスワードを記入する。
サーバーIDを決めて記入する。(注意:これは会員IDではありません。新しく作成する移動先サーバーのIDです。)
内容を確認して、「確定する」ボタンをクリック。
これで申し込みの手順は完了です。
サーバーアカウントの設定が終わるのを待ちましょう。24時間以内に、以下のような件名でメールが届きます。
※今後エックスツーのアカウントは、これから「旧X2スタンダードプラン」と呼ばれます。
このメールに記されているサーバーIDとパスワードで、新しく作成されたサーバーパネルにログインします。
以上が、エックスツーからエックスへの契約移転の申し込み方法です。
この後に実際のファイルやデーターベースを移動しなければなりませんが、それはまた別の記事で。