旅行記

GW日光那須旅行記:中禅寺湖畔の外交官別荘、寺山鉱泉、鮎満喫の旅

ミネコです。

かなり遅くなりましたが・・・GWに行った日光那須一泊旅行の写真をまとめてみました。

水戸から車で宇都宮~日光~那須とのんびりドライブして、いろんなものを見られて楽しかったです。

宇都宮で餃子を求めて

さて、まずは水戸から宇都宮向かいました。

ちょうどランチタイム。宇都宮でランチといったらやっぱり餃子だよね~♪ということで、餃子屋に行くことに。

ちなみに、宇都宮に行ったお土産に餃子を買った自宅で食べたことはあるんですが、宇都宮のお店で餃子をいただくのは初めて。駅前には餃子屋さんがいくつも並んでいます。本来ならば人気店に行きたかったけれど、そういうお店にはもう人の列ができています。

「あ゛~!!!もう待てない!!!」

すでに空腹が極限に達していたので並んでまで食べることはできず、席が空いていたお店に飛び込みました。

ちなみに私も旦那も餃子というと焼き餃子よりも水餃子派。つるっと食べられるのがいいんですよね~

結構ボリュームがあってお腹いっぱいになりました^^

では、ここから日光に向かいます。

中禅寺湖畔の外交官別荘へ

今回は日光市内に目もくれず、いろは坂に直行!

いろは坂ドライブなんて、何十年(!)ぶりだろう・・・

道がグルングルンするのでちょっとドキドキしましたが、上の方まで来ると景色が素晴らしい。

 

中禅寺湖に到着です。

今回中禅寺湖に来た目的は、「外国大使館別荘群」を見るため。

明治中期から昭和初期にかけて、欧米の大使館や外交官は中禅寺湖に別荘を構え、夏になると避暑に訪れていたんだそうです。

現在は、別荘としては使われていないイギリス大使館別荘、イタリア大使館別荘が一般公開されています。

湖畔沿いに歩くと、見えてきたのがイギリス大使館別荘です。

当時の外交官アーネスト・サトウが建てた別荘。素敵すぎる~(語彙力ゼロw)

ちなみにアーネスト・サトウさんって日系のイギリス人だとばかり思っていたのですが、そうではないらしいです。

サトウ(Satow)というのはスラヴ系の姓で、ドイツ系の父方の苗字。親日家だったサトウ大使は漢字を当てて「薩道」または「佐藤」と日本式に姓を名乗っていたとか。

 

座って湖を眺めるだけというぜいたくなひと時が過ごせました。

さて、このイギリス別荘から数分歩いたところには、イタリア大使館別荘があります。

そうこうしているうちに日が傾いてきました。

名残おしいですが、そろそろ宿に向かいましょうか。

栃木県矢板市の鉱泉宿にて

今回一泊したのは栃木県矢板市の「寺山鉱泉」という宿。160年の歴史がある湯治場です。

私は旅行に行くときは、基本、あまり込みそうにないひなびた宿を探します。

これは多分、大好きなつげ義春の影響も大きいなw

 

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どうせ非日常を楽しみたいから、サービスとか正直どうでもいい。胃がもたれるので豪華な夕食も勘弁。素朴な料理が食べられて酒が飲めて静かなところが私にとってのベストです^^

寺山鉱泉の食材は主に有機栽培の野菜と山菜で、私の大好きな川魚も付いていました。(鱒だったかな?)

山菜の天ぷらサイコーです。お酒が進みました 笑

実はこの宿を予約する時、HPに

インターネット接続(一部、無線LAN形式)

と書かれていたので、部屋によっては有線・無線でWiFiがあるんだな、と思っていました。

しかし、実際に行ってみると窓口にはこのような表示が・・・

[aside type=”boader”]玄関周りがWiFi入ります [/aside]

え・・・!?

部屋でiPhoneを見ると圏外。
ポケットWiFiを見ると圏外。
ノートパソコンでもWiFiはつながらず・・・

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

しかも、宿の女将によると
「玄関を出て少し行ったところでつながりますよ」

・・・・

・・・・

まぁ、おかげでスマホを見ることもなく、動画配信サイトのHULUもNETFLIXもつながらず、静かな一夜を過ごすことができました。

(ビールと地酒飲んで8時には寝てしまいましたしw)

一年に1度くらいならこういう日もいいですね。

那須旧青木家別邸再訪~破天荒な外交官と貴族令嬢の恋

さて、翌日は那須塩原にある「旧青木家那須別邸」に向かいます。

私の父方の遠縁にあたる青木周蔵という明治の外交官が1888年に建てた別荘です。小さいころ一度だけ来たことがあります。40年以上ぶりだ… 平成初年に栃木県に寄贈されて現在は一般公開されています。

明治の外交官であった青木周蔵氏はかなり破天荒な人物でした。妻を置いて赴任した先のドイツでプロセイン貴族の令嬢エリザベートと出会い、恋に落ちます。

 

周蔵はエリザベートとの結婚を決め、ドイツから妻と離婚しようとするがうまくいきません。(当たり前だ・・・)結局、知人に依頼して、妻の新しい夫を見つけ、結納金を払うことで万事解決・・・と思われたのですが・・・・周蔵が妻となったエリザベートを伴って帰国すると、なんと前妻が港に迎えに来ていてびっくり。しかも、離婚もまだ成立していなかったので二度びっくり。

最終的には、周蔵は元妻の縁談を3度世話して、3回結納金を支払って離婚に至ります。

周蔵の妻となったエリザベート

ちなみに、新しい妻エリザベートとの間にはハナという一人娘が生まれましたが、親族(青木家)はドイツ人であるエリザベートとの娘が青木家の跡を継ぐことを承諾しませんでした。ハナは後年外交官補のドイツ人男性と結婚し、ドイツに渡りました。

左:周蔵の娘ハナ。右:ハナの夫となったアレキサンドル・フォン・ハッツフェルド・トラッヘンベルヒ伯爵

 

周蔵の生き方、現在の日本だったら不倫とかめちゃめちゃ叩かれてたでしょうね。

しかし、知人もいない極東に嫁に来たエリザベートさん、すごいなぁ・・・

NASU SHOZO CAFE

旧青木家那須別邸の後、「NASU SHOZO CAFE」に行くことにしました。

日本のカフェブームの火付け役となった黒磯の1998 CAFE SHOZOの支店になります。GWだから混んでるだろうと思ったけれど、何とか入れました^^

オレンジティ―とスコーンをいただきました。

「NASU SHOZO CAFE」で感心したのは、空間の取り方です。なんていうのかな~ 広くはないんだけど落ち着く感じ?

あとすごいと思ったのは、レジで支払いをする人の大半が、カフェのスイーツとかカップとかの物販も一緒に購入していること。別に誰もセールスしていないのに、お客が勝手に買っていく・・・(そんなタイトルの情報商材があったなぁ)理想的ですね。

 

船場亭で焼き鮎を食す

カフェを後にした私たちは那須から再び日光に向かいました。日光→宇都宮→水戸、と行きと同じルートで帰宅するためです。

お昼は鬼怒川のほとりにある郷土料理「船場亭」で焼き鮎をいただくことに。

 

ご飯、味噌汁、鮎二匹、小鉢(タケノコ)、お漬物、というシンプルな定食でしたが、川のせせらぎを聞きながら食べる焼き鮎は本当においしかったです。

一泊だけの旅行でしたが、栃木県のいいところを満喫できた旅となりました^^

今回は特に中禅寺湖湖畔の美しさに感動しました。今度は秋になったらまた行きたいな~と思っています。

紅葉の時期は混むだろうけれど、平日に泊まればゆっくりできそう。これもまたネット自営業の良いところですね^^

ABOUT ME
ミネコ
東京都出身、茨城県在住。「左脳×スピリチュアル」をモットーに、タロットを使った『人生の宝の地図発掘セッション』を提供中!20代で米国某カルト団体に参加→ン千万使った挙句夫婦で脱退→ゼロから人生再出発、ごみの片づけ屋、ポスティングを経て起業→スピリチュアルに覚醒