アフィリエイトを始めると「SEO」という言葉をよく聞くと思いますが、
これ初心者には本当に分かりにくい概念です。
SEOという言葉は、
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)
の略です。
と言われても何がなんだか???・・・だと思いますので、
ひとつずつ見ていきましょう。
「Search Engine」というのは、検索エンジン、
つまり「Google」とか「Yahoo!」のように、
インターネットで公開されている情報を
キーワードなどを使って検索できるWebサイトのことを言います。
実際は、この2つ以外にも、mnsとかBingとか
さまざまな検索エンジンが存在しますが・・・
とりあえず、今は、日本で一番シェアが大きいYahoo!と、
世界で一番シェアが大きいGoogleのことを考えるだけでOKです。
話を戻しましょう。
「SEO(検索エンジン最適化)」というのは、
検索エンジンの検索結果のページの表示順の上位に
自分のブログやサイトを表示されるように工夫すること、です。
あなたの作ったサイトが
「東京のラーメン屋」についてのものだとします。
「東京 ラーメン屋」というキーワードで検索した場合、
検索結果の1ページ目に表示されるのと、
20ページ目に表示されるのと、
どちらがたくさんのアクセスが見込めるでしょうか?
言うまでもありませんよね?
特に、サイトやブログを使ったアフィリエイトにおいては、
「どうやって、自分のサイトを1ページ目に表示させるか?というのが
重要な問題になります。
そもそも、検索エンジンの使命はなにか?
では、ここで、検索エンジンの目的とその働きについて
考えてみましょう。
Googleの会社情報のページを読むと、
以下のようなことが書かれています。
Google の使命は、世界中の情報を整理し、
世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
ウェブでも民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、
どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、
膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを
基準としているからです。
ここで2つのことがわかります。
1. Googleは、情報を整理し、
検索ユーザーの便宜を図ることを
目的として活動している。
2. Googleは、リンクによって
ウェブサイトの重要性を判断している。
2に関して言えば、実際にはリンク以外にも
さまざまな基準となる要素があり、
それらは「アルゴリズム(計算式・方法)」と呼ばれます。
検索エンジンのアルゴリズム、つまり、
「サイトの評価方法」は、一定不変のものではなく、
常に変化するものです。
アルゴリズムの変化ーアップデートとは?
あなたも、「パンダアップデート」、「ペンギンアップデート」
という言葉を聞いたことがあるでしょう。
このアップデートというのは、
上記のアルゴリズムの変更による、サイトの順位の変化のことです。
多くのアフィリエイターが、
上記のGoogleの「リンクが多いサイト=評価が高いサイト」
という基準を利用してSEO対策を行ってきました。
つまり、自作自演のリンクをたくさん付けることで
サイトを上位表示させる方法です。
しかし、「パンダアップデート」や「ペンギンアップデート」によって、
それまで自作自演リンクで上位表示されていたサイトは、
ふるいにかけられ、一斉に順位を下げられたのです。
アフィリエイターにとってはたまったものではありませんが、
Google側としては、検索ユーザーのことを考えて、
より正確な評価を導入した、とも言えるでしょう。
望ましい検索エンジンとの付き合い方とは?
では、ブログやサイトを運営する側として、
最も望ましい検索エンジンとの付き合い方、つまりSEO対策
とは何なのでしょうか?
基本的には、読者の役に立つような、
オリジナリティーのあるコンテンツを更新し続けるブログが
検索エンジンに好まれるようです。
あなたが読者、検索者の側に立ってみた時に、
望ましいと思えるようなコンテンツ。
自作自演のリンクをつけなくても、
読んだ人が、自分からその情報をブックマークしたり
SNSでシェアしてくれるようなコンテンツを作成すること。
それが、最高のSEO対策であるようです。
アフィリエイターとしては、なかなか難しいところですが・・・
検索エンジン側の価値観ですから、しかたありません。
例え、完全にこの基準に合わせることが難しいとしても、
常に頭の片隅に置いておきましょう。